archive: 2017年03月28日  1/1

こぶとりじいさん

  『民話・こぶとりじいさん』昔々、あるところに、頬に大きな瘤(こぶ)のある二人の翁がいた。二人とも大きな瘤には困っていたが、片方は無欲で、もう片方は欲張りであった。ある日の晩、無欲な翁が鬼の宴会に出くわし、踊りを披露すると、鬼は大変に感心して酒とご馳走をすすめ、翌晩も来て踊るように命じ、明日来れば返してやると翁の大きな瘤を「すぽん」と傷も残さず取ってしまった。それを聞いた欲張りな翁が、それなら自...